毎日の暮らしでさささっと使える便利な和晒ロールが新入荷

7月15日（金）通常営業です。

伝所鳩の商品に新しいお取り扱い先が加わりました。大阪府堺市にある武田晒工場さんの自社ブランド「さささ」です。

大阪府堺市は、和晒（わざらし）のトップシェアを誇る町。「さささ」は、そんな地域で1911年より精練・晒加工、繊維製品の製造・加工・販売を行う武田晒工場さんが手がける和晒ブランドです。

和晒とは、大きな釜に織り上った綿布の原反を入れ、綿に付いている不純物を除去し、極限まで濾過された天然水で洗うことで、じっくりと綺麗にした晒のこと。主に医療用のガーゼなどで使われたり、調理用としても用いられてきました。

さささは、この晒をロール状にして必要な分だけ切って使えるように商品化したもので、ロールからさっと切り離し、拭く、絞る、濾す、磨く、敷く、包む、切る、洗う。どれもさっと行うことができるから「さささ」と名付けられています。

キッチンで使うなら、ふきんとしてテーブルやまな板を拭いたり、野菜を包んで水気を絞ったり、出汁を濾したり、野菜を蒸すのにも使えます。洗った食器を直接拭くのもいいですし、下に敷くだけでも水分を吸収し、上にかければホコリ除けにもなります。

コーヒーフィルターの代用としてもお使いいただけるので、ペーパーフィルターのゴミを減らすこともできますし、余ったごはんを包んで冷凍すればラップの代わりになって、プラスチックゴミの排出を削減することができます。もちろんどちらも味を妥協するわけではなく、コーヒーは美味しく淹れることができ、ごはんは美味しさを保ってくれますよ。

密度の高い晒は、簡単に破れることがなく、何度も何度も繰り返しお使いいただけます。最初は料理で使い、何度も使っていくうちに汚れが気になれば、最終的にお掃除用として使っていただければ、最後まで無駄なくお使いいただけると思います。

使い方はあくまで一例で、決まりはありません。工夫次第でもっとさまざまな使い方ができると思うので、いろいろと試してみてください。この商品は、僕らも自分たちで一年以上に渡って実際に暮らしに取り入れて試した上でお取り扱いを決めましたので、自信を持っておすすめします。