トップ / 無駄な仕事はない
仕事とは関係のない仕事。つまり、現時点では仕事になっていないけど、いつか結果がついてきたり、相乗効果・波及効果のあるものだったり。あとは単純におもしろいからという、傍から見ると非効率に見える無駄な仕事が僕らは結構好きなんですが、そんなある意味で自己満足のようなことに一緒になって楽しんでくれる人たちがいます。
先日、新しいプロジェクトを始めるにあたって、遠方から知人がやって来てくれて、一緒に伝所鳩のある町「日高町」を半日ほどかけてフィールドワークしました。
お気に入りのお店、町を象徴するような建物、そして田舎ならではのダイナミックな景色。どれも純粋に感激してもらえて、好きになってもらえて、地元出身者としては嬉しいような、本当に?お世辞ではないの?と思うような複雑な気持ちになりつつも、やっぱり嬉しいものです。
地元の魅力や良さは、地元の人にはなかなか分からないもの(気づかないもの)。お休みの日に地元で過ごす人が少ないことがなによりの証拠。それはこの地域に限らずで、どこの地域も外の人の意見があって初めてその良さに気づけることも多いですが、観光地ではない日高町は外からの人が少なく、もっとこの地域に関わる外の人が増えていくといいなぁと思います。
少なくとも僕自身、この町の良さに気づけたのは、外からやって来た妻の声が一番大きかったと思います。同級生の両親がやっているお店も、老朽化した寂れた建物も、見飽きすぎた景色も、どれも外の人の意見なくしてはいいと思えないままでしたが、その良さに気づかせてくれ、今はどれもこの地域にしかない良さだと思えるようになりました。
外の人の声に耳を傾ける。僕自身まずはやっていかなければならないことです。
ま、嫌なこともうんざりすることも結構ありますが笑