トップ / 日本の花火のはじまり
こんばんは。夏の風物詩と言えば花火。今年の花火大会はもうご覧になりましたか?または、ご家族で花火は楽しまれましたか?僕はバタバタと過ごしていたら、地元の花火大会を見逃してしまい、家でもまだ花火ができていません…
それはそうと、日本人にとって当たり前となった花火ですが、そもそもどのような目的で花火が始まったのかご存知でしょうか。
花火は、もともと慰霊や鎮魂、疫病退散を目的としてはじまった行事だったとされています。お盆に行われる送り火や迎え火の一種とも言われ、お盆に花火を上げる風習もあったそうです。
また、大飢饉や震災などで亡くなった方への鎮魂から始まった花火大会もあります。
東京の隅田川花火大会の発端は、1732年の大飢餓やコレラの流行によって死者が続出し、翌年の1733年に慰霊と悪病退散を祈願するという目的で、花火が打ち上げられたのが始まりです。
お盆には家族や親戚が集まりますが、みんなで花火を楽しむのは、日本の夏の風景。花火を囲んで先祖を偲んでみてはいかがでしょうか。
伝所鳩では、福岡県みやま市にある筒井時正玩具花火製造所さんの花火をご用意しています。今では数少なくなってしまった国産の花火。力強く燃える日本の花火をぜひ楽しんでみてください。