2021.07.24(土)

お店経営は楽しい/伝所鳩のお便り(3)

伝所鳩

お店は、手をかければかけただけちゃんと結果が返ってきます。これは、お店を始めてみて気づいたことでした。

営業時間になってもお店が開いてなかったり、急にお店を休むことになったらどうでしょう。お客さんには、だらしなくていい加減なお店とか、適当な気持ちで営業をしているお店だと思われてしまうかもしれません。

いつも在庫切れではせっかく行ったのに買えないお店になってしまうので、常に在庫は細かく管理をする必要がありますし、毎日の掃除もそうです。昨日掃除をしてそんなに汚れてないから今日はいいかなと思っても、どこかしらにホコリは溜まるものですし、なにより日々手をかけてお店を見てあげることが大切なようにも思います。

これはお店だけに限ったことではなく、伝所鳩がプロデュースする賃貸アパート「俥家アパート」も同じことが言えます。不動産屋さんと管理会社さんにお任せしていた頃は、空き家が増える一方でした。誤解のないよう言うと、不動産屋さんも管理会社さんもしっかりと仕事はしてくださっていますが、なぜ入居者が増えないのかを考えたり、自分が住むつもりで部屋を見て自分事として考えられていませんでした。しかし、ちゃんと気にしてアパートを見るようになった途端、一部屋借り手が決まりました。これまでお問い合わせすらなかったのに驚きです。

お店も、商品をただ置いておくだけでは売れません。ポップを書いたり、置き場所を変えるだけでも売れ行きはガラリと変わることがあることに、お店を始めてみて気づきました。目に留まりやすい場所かどうかということのほかに、商品同士の相性や、季節的なことなどいろんな原因があって、やってみないと分からないことばかり。毎日がそんなチャレンジの繰り返しで、お店の営業が終わると必ず何が売れたのかの確認はもちろん、どんなお客さんが来てくれ、どういう導線で動いていたのか、細かく振り返りをして分析をしています。

そんな分析で一番大きな改革だったのが、部屋と部屋を繋いだトンネル工事でした。伝所鳩は、雑貨スペースと衣類スペースで空間が2つに分かれているのですが、以前は一旦外に出ていただかないと行き来ができず、とても回遊性が悪く衣類スペースを見てもらえないことが多くありました。そこで、思い切って壁をぶち抜き部屋と部屋を行き来できるトンネルを作ったところ、ほとんどのお客さんに回遊してもらえ、売上が上がっていきました。

お店もアパートも、手をかければかけただけ必ず結果が返ってきます。失敗したなぁと思うことも多々ありますが、失敗も経験のうち。次に生かせばいいだけの話であって、必ずしも無駄なことではないはずです。

何か気づいたことがあれば遠慮なくご意見いただけたら嬉しいです。

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