トップ / 遠くからの帰省/伝所鳩のお便り(15)
久しぶりに雨の降る朝です。ぐっと気温が下がり、久しぶりにエアコンがいらないくらい涼しくなりました。ちょっとほっとしますね。本日三連休の最終日ではありますが、伝所鳩は定休日になります。木曜日より再開いたしますので、今しばらくお待ちいただければと思います。
いよいよお盆も近づいてきました。去年はコロナの影響で、この時期でも普段とあまり変わらなかったのですが、今年は走る車の数も増えてきて、少し町が賑やかになってきたように思います。
東京で働いていた頃、夏休みの帰省というのは、なかなか大変なイベントの一つでした。関西のしかも日本海の端っこから働きに出てきているような同僚はいなかったので、片道6時間ほどの豊岡への帰省は社内の中でも誰よりも遠いものでした。そういう意味では、お盆前でも遅くまで働いている同僚と比べ、早めに上がらせてもらうことで肩身が狭かった気がします。
帰省って、休みに入る前から始まっていて、仕事のスケジュール調整もそうですが、この時期の新幹線のチケットはまさに争奪戦。新幹線プラス在来線の特急券も必要なので、乗り換えのタイミングなども考えてうまく取るのはなかなか難しいもの。それに、仕事の目途が立たないことには予約できないので、いつもギリギリになってしまい気づいた頃には指定席はいっぱい。始発駅へ早めに行って並んだこともありました。
ホームから人が落ちてしまいそうなほどの混雑と、行列の先が見えず一体この列はどこ行きの列なんだろうと不安になりながら並んだことが懐かしいです。新幹線で食べようと買ったお弁当をホームに忘れて乗ってしまったこともあったし、急いで仕事を切り上げて飛び乗ったのに大雨で車内に缶詰になり、結局豊岡に着いたのは日が変わってからだったこともありました。今となってはいい思い出ですが、帰省という概念がなくなってしまった今、あんなに大変な帰省はもう懲り懲りです。
もしかしたら、これから長距離を移動し帰省してくる方がいるかもしれませんが、今年はいろいろな思いを抱えながらの帰省になるかと思います。新幹線の乗車率は100%を切っているようなので、以前のような混雑やチケットが取れないことはないと思いますが、コロナの不安がある中での移動となるので、くれぐれも気を付けて帰ってきてもらえたらなと思います。
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