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2021.08.11(水)

体の不調/伝所鳩のお便り(17)

豊岡の風景

おはようございます。伝所鳩は本日まで定休日です。明日から再開させていただきます。

健康で元気だと体調の悪い人の気持ちはなかなか分からないもの。病気になってみてはじめて、こういう気持ちだったのかとか、こんなにしんどいのかということに気がつきます。何が言いたいかというと、今年になってからすこぶる体調が優れません。つまり、体調の悪い人になってしまいました。

風邪をひいたり、熱を出して寝込むということではなく、慢性的な肩こりが日々酷くなってそれによる頭痛だったり、背中から腰がパンパンに張って歩くのも辛かったり、長時間のデスクワークがしんどかったり。思いっきり仕事したい気持ちに体がついてきてくれず、前に進めないもどかしさがどんどん溜まっています。

田舎でのびのびとした暮らしをしているのに、なぜこんなにも体調が悪くなるんだろうと原因を探ってみると、考えられるのは年齢的なこと。そして車移動。そういえば車に乗ってると調子が悪いなと感じることも多かった気がします。以前、知り合いの看護師さんが「毎日1万歩歩けば病気なんてしない」と話していたことがあって、確かによく歩いていた頃はこういう体の不調は少なかったように思います。

田舎は不便だと言われることが多いですが、家の前に自家用車があり、どこに行くのも車で、暑い日に汗を流しながら歩いたり、雨の日に傘をさして歩くこともなく、不便というよりもむしろ便利。まあ、車がないと生活ができない地域であるというのは事実ですが、それによってわずかな距離でも歩くことがなくなり、不調をきたしてしまっているのもまた事実です。

そこでどうにかこの不調から抜け出したいと、しっかり時間を作って毎日歩くことを始めました。歩いた後は、カチカチに凝り固まった体が少しほぐれ、歩いて疲れてるはずなのに、なんだか体が軽くなった気がします。

まだ大きな成果は出ていないですが、やっぱり歩くのはいいものです。気持ちや考えの整理にもとてもいい時間です。

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