トップ / 田舎は家賃は安い。けど電気代は/伝所鳩のお便り(45)
お店を始めて、意外にお金がかかるなと驚いたのが暖房費です。伝所鳩のある兵庫県の北部エリアは、訪れたことがない方は想像がつかないと思いますが、冬は0度を下回る日も多く、雪は降るし、水道管も凍ってしまうような凍てつく場所。兵庫県なのにと驚かれることもあるのですが、とても寒さ厳しいエリアです。
しかも、古民家を改築して作った伝所鳩の建物は、半分がガレージの土間作りで断熱がしっかりしているわけでもなく、お店全体をそれなりに暖めておくには電気代がどうしてもかかってしまいます。
どのくらいかかるかというと、都会のワンルームマンションの家賃くらい。田舎は家賃が安いのでいいなと思っていたのに、まさか電気代が同じくらいするとは完全に予想外のことでした。しかも、田舎の住宅地にあるお店は、お客さまがいない時間帯も結構あるにも関わらず、お店は常に暖めておかなければならないというのがなかなか辛いところ。
寒冷地にある宿に泊まったことがある方なら経験があると思いますが、宿泊費とは別に暖房費がプラスして設定されているところってありますよね。だいたい数百円程度なので、あまり気にもしてなかったのですが、お店をこの場所でやってみて納得です。しかも、石油ストーブなら灯油を買う時点で値段が分かっているのですが、電気となると翌月になって請求が来てみないと分からないので、どのくらい使っても大丈夫かが分からないのも悩ましいところ。
今年は、どうにか電気代を抑えることができないものかと、古いエアコンを省エネタイプの新しいものに変え、そして部屋を効率的に暖められる場所に変更。さらに、電気会社の方に来てもらってプランを見直したりと考えられる策を施したのですが、正直決め手となる策はなく、果たしてどうでしょう。請求が来ないことには分からないので、営業日以外はほとんど暖房を使わず、はんてんを被って震えながら過ごしています笑
お店も体も、春が待ち遠しいです。ほんとに。
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