トップ / 現代でも履けるよう再定義されたうなぎの寝床の現代風もんぺとは?
4月19日(火)定休日です。
今週木曜日よりスタートするうなぎの寝床の「もんぺ祭り」。昨年に引き続きの開催となりますが、うなぎの寝床のこと、もんぺのことをご存知ない方も多いと思いますので、少しずつご紹介させていただきます。
うなぎの寝床が手がけるオリジナル商品の原点とも言えるのが「現代風もんぺ」。もんぺは、農作業として広く普及しましたが、ご存知ない方、馴染みのない方が多いと思います。一方で少し上の世代の方にとっては懐かしいものだったり、今でも愛用しているというものだったりもします。ホームセンターでも売ってますし、畑や田んぼにいけばおじいちゃんおばあちゃんが現役で履いている姿も見られます。
うなぎの寝床のもんぺは、「現代風」と付けられているように、もんぺを現代でも履けるようにシルエットを昔ながらのもんぺではなく、細身にする「型の再定義」を行うことで、普段着として着られるものへと進化させました。
また、もんぺの生地には、久留米絣と呼ばれる福岡県南部の筑後地方で200年以上にわたって織られる生地を用いたことで、丈夫で軽い機能性パンツが誕生しました。久留米絣は、昔ながらの織り機を使用しているため、限りなく手織りに近くやわらかい風合いを持ちつつ、かつ丈夫。一度履いていただくと着心地の良さを実感いただけるかと思いますし、一般的に売られているもんぺとの最大の違いかと思います。
そして、忘れてはならないのが、もんぺとしての機能性です。現代風もんぺは、シルエットこそ細身に変わったものの、もんぺらしい機能性はそのままです。
ウエストには、ゴムと調整用の紐が通してあります。ベルトなどを締めなくてもズレることがなく、また締め付けがないのでとてもラクチンです。
ジーンズなどでは当たり前のベルトとベルトループって、履いているときこそそこまで気にならないですが、ゴムと紐だけに慣れてしまうともう戻れないです。
膝には、両膝とも内側に膝あてが付いています。これにより膝をついての作業をしても膝が破れにくくなっています。まさにもんぺらしい機能ですね。農作業やガーデニングなどの作業はもちろん、お子さんがいらっしゃる家庭では膝をつく場面も多いので、そういうったシーンにも大活躍です。
続いてポケットは、右前に1つだけ。よく間違えられるのですが、後ろポケットではなく前ポケットなので、履くときはポケットを前にして履いてください。後ろポケットの場合、しゃがむとポケットが突っ張るため、これももんぺらしい機能の1つで立ったり座ったりがしやすいようにと考えて、前に1つだけとなっています。
ただ、ポケットが1つだと薄着になるこれからの時期、荷物が持てない弊害もあるため、荷物の多い方はサコッシュやポーチなどと併用いただくのがおすすめです。
そして、最後が裾部分。こちらにもゴムが入っているので、作業の邪魔にならないよう絞っていただくことができます。くるくるとまくっていただくのもありなので、お好みでどうぞ。敢えてオーバーサイズにして、絞って履くのもかわいいですよ。
久留米絣を使った生地は、基本的には昔からある生地をそのまま活かしてもんぺにしているため、久留米絣が初めての方でもどこか懐かしく、そして新鮮に感じるのもおもしろいところです。定番の柄からそのときにある限定の柄もあるので、お好みのものを探してみてくださいね。
写真は、定番の「ずらしストライプ」という柄です。こんな柄も糸の組み合わせによって緻密に計算されて織っているって、想像するだけですごいですよね。
うなぎの寝床の商品はこちら
https://denshobato.tokyo/item/maker/unaginonedoko
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