トップ / ファンシーペーパーの端材を再利用してできたアップサイクルなすみのわのマグネット
すみのわ展で展示・販売している商品の多くは、町工場などのものづくり現場の製造過程で出る端材や、使い道のなかった眠っていた素材を引き取って作られています。
先日メリヤス工場から引き取ったビンテージボタンでできたアクセサリーをご紹介しましたが、本日はこちらのマグネット。
ポップなカラーリングが印象的な、すみのわのマグネットは、「ファンシーペーパー」と呼ばれる特殊加工が施された装飾紙の端材を用いて作れています。ぱっと見では紙だと分からないくらいのしっかりとしたつくりです。
ファンシーペーパーがこの製品に使われた背景を少しご説明します。
ものづくりの町である墨田区には、紙加工を行っている町工場も数多く点在しています。一般的に紙の工場と聞いて想像するのは、紙の印刷ではないでしょうか。もちろん印刷工場も多数ありますが、それだけでなく紙をカットする工場、特殊加工をする工場、本などにする製本工場、貼箱と呼ばれるデザイン性の高い印刷紙や化粧紙で包んで作った箱を作る工場など、紙の加工と言っても実に多様です。
ファンシーペーパーは、主に海外へと輸出されているのですが、日本と海外ではA4やA3といった一般的な紙の大きさの規格が違うため、海外のサイズで輸出をするには、規定のサイズに合わせて裁断をしなければならず、どうしても端材が生まれてしまいます。
このマグネットは、ファンシーペーパーの端材をさらに細くカットし、マグネットに手作業で巻き付けていき、最後にコーティング加工を施すことで誕生しました。
冷蔵庫などマグネットがくっつくところに貼り付けて飾っておくだけでも楽しいですし、予定表やカレンダーを留めるのに使うのもいいですね。バラバラに散らばりやすいクリップや、裁縫の際のまち針の仮置き場所として使っていただくのにも便利です。誤って絨毯などにぶちまけてしまったときも磁石でくっついてくれるので、回収にも便利ですよ。
南景製陶園のコーヒー器具で自宅のコーヒー時間を特別なものに(2024.10.07)
SASAWASHIのネックウォーマーで冬は首元を暖めよう(2024.10.05)
motone(モートン)の働く人のためのシャツ(2024.10.04)
アクティブに動けるHUISのスカートのようなパンツ(2024.09.29)
WOODY HOUSE FESTA(ウッフェス)無事終了しました!(2024.09.25)
伝統工芸を身近に感じられる豊岡・城崎「麦わら細工」の指輪(2024.09.18)
伝所鳩の豊岡演劇祭2024は終わりました!(2024.09.17)
伝所鳩の豊岡演劇祭後半戦が明日からスタート!(2024.09.11)