トップ / 500円玉や家紋にもなった橘(たちばな)が自生する静岡県沼津市戸田の町

静岡県沼津市戸田

GWは皆さま楽しく過ごせたでしょうか?お仕事だったという方もいらっしゃるかもしれませんが、僕らも東京へむかう途中に、駿河湾に向けて独特な形で伸びる美浜岬に囲まれた町、静岡県沼津市戸田を仕事で訪れていました。

静岡県沼津市戸田

戸田(へだ)はもともと戸田村と呼ばれる村でしたが、2005年4月1日に市町村合併が行われ、沼津市に合併。なんと伝所鳩のある日高町と全く同じタイミングでの合併だったようです。町並みも非常に豊岡に似ており、こちらでいう竹野町のような場所でした。

駿河湾に面した戸田は、昔から漁業の町として栄えてきました。駿河湾の水深は2,500メートルに達し、日本一深い湾というで、深海魚料理が楽しめる町としても有名です。

静岡県沼津市戸田

そんな戸田でもう一つ有名なのが「たちばな(橘)」と呼ばれる日本固有の柑橘です。準絶滅危惧種に指定されるほど、今では数が減っているのですが、日本最大の自生地がここ戸田で、町を車で走っていると、そこかしこで爽やかな香りが漂ってきます。500円硬貨の裏面に描かれているのも、このたちばなです。

静岡県沼津市戸田

この戸田で無農薬で大切にたちばなを育て、少量づつ丁寧に加工し、商品化をしているのが「戸田橘香房」さん。ご縁あって、ここの撮影をさせていただくにあたって、昨年から何度か訪れています。今回はこの時期に咲くたちばなの花と、たちばなを使った料理写真を撮影させてもらいました。

天候に非常に恵まれ、農園に連れて行っていただいて撮影をしたり、戸田のお家にお邪魔して地元の皆さんが作る料理を撮影させてもらったりと、終始楽しい雰囲気の中で撮影ができました。帰る頃にはちょっと寂しさを感じるくらい暖かく皆さんが迎えてくださって、また来たいなと思える場所になりました。

戸田橘香房さんの商品はネットでもご購入いただけるので、気になる方はご覧になってみてくださいね。
https://tachibana.theshop.jp/

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