トップ / 僕らの頃にはなかった東京スカイツリーを巡る修学旅行

東京スカイツリー

5月も後半に入り、近所の中学校では、学生たちが修学旅行へと旅立っていきました。行き先は、僕らの学生時代と変わらず、東京だそうです。

改めて考えると恐ろしくなりますが、修学旅行に行ったのは、もう20年以上も前のこと。スマートフォンもなければ、携帯もポケベルもなく、カメラはフィルムだったように記憶しています。あの頃は、まるで海外にでも行くかのような遠い場所のようにも感じましたが、大人になってみるとそうでもなくなり、世界は広いようで、意外にも狭いことが分かるようになりました(交通網が発達したのもありますが)。

でも、この町だけで暮らすよりは、ずっとずっと広い世界が外には待っているし、出会ったことのないような人もたくさんいるので、せっかく行くならいろんなことを吸収してきてもらえるといいなと思います。

東京。その言葉だけで、なんだかすごいと思っていましたが、東京に住んでる人たちもこっちの人たちも根本的には何も変わりません。むしろ、東京生まれ東京育ちの人は、優しく懐の広い方ばかり。東京の人は冷たいというような表現をされることが多いですが、そんなことは決してありません。

東京のどんなところに行くの?と、学生さんに聞いてみたら、行く場所も僕らの頃とさほど変わらず、唯一違ったのは、20年前にはなかった「東京スカイツリー」があったこと。

スカイツリーのある、東京都墨田区は、僕らが10年弱ほど住んでいた町。でも、結局スカイツリーに登ったのは町を離れることになってからのたった一度きり。豊岡にいて温泉にほとんど行かないのと同じ。近すぎると行かないもので、スカイツリーのことはあまりよく知りません。でも、スカイツリーの周りの町のことなら、町名から通りの名前、お店の情報まで、全てバッチリ把握してるので、観光ガイドさんよりも、ずっとずっと詳しく案内できる自信はあります笑

もう帰ってきてるのかもしれませんが、どうかよい旅を。

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