トップ / 土鍋と漆器の新米会のイベントで食べる兵庫県豊岡市の新米とは
今週土曜日に開催する「土鍋と漆器の新米会」でいただく新米は、兵庫県豊岡市の植村さんという方が作られたもの。この地域は、海と山に囲まれた自然豊かなエリアで、これだけ聞くと他の地方にも同じようなところがたくさんありますが、豊岡市の一番の特徴はコウノトリが生息している点。そのくらい水や空気が綺麗な場所で、お米は作られています。もちろん植村さんの田んぼのあたりでもコウノトリの姿が見られることもあります。
豊岡市では、昔から専業ではなく兼業でお米づくりをしている方が多く、多くの方は別の仕事をしながらお米を作っていて、植村さんもそうです。最初は親がやっていたからとはじめ、いつの間にか子へと引き継がれてを繰り返し、何代にもわたり自分の家のお米を作っているところが多いので、買ったことがないという方がほとんどですし、子供の頃は学校が終わればみんな稲刈りの手伝いをしていました。お米づくりはこの地域にとって切っても切り離せない文化になっている気がします。
兼業農家さんは、売るためにお米を作るのではなく自分たちが食べるために作っています。仕事の傍らとは言いつつも、仕事を調整して早めに仕事を終わらせて田んぼに行ったり、稲刈りの時期は仕事をお休みにしてしまうなんてこともあるくらいで、自分たちが食べて一番おいしいお米を作られているので、見た目は少し悪くても味は間違いありません。味覚は人それぞれですし好みもあるので、一概においしいとは言えませんが、植村さんのお米は昨年から取り扱いを始めさせていただき、最初に食べた時、やっぱりこの地域のお米っておいしいなぁと改めて思ったお米でした。粘りと甘みが強く、冷めてもおいしい。お弁当に入れてもらうとその違いがよく分かるかなと思います。
イベントでご用意したお米は、精米の仕方を2種類に分けています。ぬかの残り具合が違う2つとなっているので、食べ比べていただければと思います。
<土鍋と漆器の新米会>
開催日:2020年10月17日(土)
開催時間:11時~、13時~
定員:各回3組まで(最大6名)
参加費:無料
ご予約はこちら:https://noshigoto.com/donabeshinmaikai
<伝所鳩 墨田店>
〒131-0032 東京都墨田区東向島1-23−13-2F
東武曳舟駅から徒歩10分/京成曳舟駅から徒歩15分
営業時間:11:00~17:00
定休日:火曜・水曜
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