トップ / 誰かの記憶に残るお店でありたい
およそ1か月間の冬季休業を経て、今月から久しぶりにお店を再開しました。しばらく空くと、いつものペースに戻すのに少し時間がかかってしまうけど、ようやくその山も越え、少し落ち着きを取り戻してきました。
この2週間は、店内の掃除からはじまり、九州出張で仕入れてきた山のような商品の検品、そして品出し。毎月変えているイベントスペースの準備や、これから予定しているポップアップイベントの計画。そして、在庫が不足した棚の商品を発注し、また入ってきたものを検品して、品出し。
同じことの繰り返しのようだけど、時期によって売れるものが違って、去年はぜんぜん売れなかったのに今年はなぜか売れる。その逆もしかりで、そんな不思議なことがお店をやっているとしばしば起こる。なかなか読めない部分ではあるけど、読めないからこそお店は楽しいのかもしれない。
お客さんの波も4年近くやっていても分からないものです。昨日はたくさん来てくれたけど、今日はパタリと誰も来ない日があったりする。積極的に発信しても来ない日は来ないし、発信しなくても来てもらえる日もある。だからこそ、安心してお店を開けられる日なんて一日たりともない。
でも、それもまたお店のおもしろさかもしれない。もちろん毎日なんの心配もせず、安心してお客さんを待てるようになりたいなと思って頑張っているけど、そこにいくにはまだまだ先は長そうです。
とは言え、1カ月ほどもお休みをいただいたのに、変わらず来てくれるのはほんとうにありがたい。近くても遠くても、わざわざ時間を取って来てくれたことも、忘れずお店を覚えていてくれたことも。
自分たちが勝手にはじめたお店が、誰かの記憶に残っている。ありがたいことです。