トップ / 伝所鳩は伝書鳩に
伝所鳩のある兵庫県豊岡市では、昔から今でも人のことを屋号で呼び合う文化が残っています。
たとえば、うちの実家は、車は売っていないものの、かつて水車があったことから「車屋さん」という屋号があり、今でもそう呼ばれていて、実家の蔵の中には車屋と屋号の入った箱やカゴがたくさん眠っています。
そんな中、先日蔵を整理していたところ、たくさんの古い紙の束が出てきて、気になる名前が何度も出てくることに気づきました。
「伝書鳩」
どうやらこのあたりに、そう呼ばれる屋号のついた家があったようですが、詳しいことは調べても分からず。でも、我が家の蔵から出てきたということは、何かしらの関係があるのかもしれません。が、今ではそのことを知っている身内は誰も生きておらず、真相は闇の中。
でもなんの因果か、この地でお店をはじめ、「伝所鳩」という名前をつけた。そしてのちにこういうものが出てくるというのは、何とも不思議な縁を感じざるを得ません。
もしかすると、僕らは先祖の手のひらの上で転がされ、もともと決まっていた名前を、知らず知らずに付けてしまったのかも…?
この無視できない事実に向き合おうと思い、この度、伝所鳩は伝書鳩に改名し、そしてかつて存在したであろうこのビジュアルを、デザイナーさんに復刻してもらい、それを新しいお店のキービジュアルに使うことにしました。
そして、このかつてあったかもしれない、伝書鳩という屋号のことを知っている人が現れることを期待して、今春このビジュアルを使ったオリジナル商品をいくつかリリースし、広く多くの方に認知してもらおうと思います。
オリジナルグッズは、月末に出店する「パレットマーケット」にてお披露目予定です。