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2021.09.29(水)

台湾の食文化を学ぶ一冊のリトルプレス

人良食

伝所鳩は本日まで定休日。明日9月30日(木)より、今週の営業をスタートさせていただきますので、お近くにお越しの際は、お気軽にお立ち寄りください。

豊岡市のことをご存知ない方に、伝所鳩のある場所が兵庫県だとお伝えすると、「神戸ですか?」と聞き返されることがかなりの確率であります。これは豊岡にお住いの方にとってあるあるかもしれません。兵庫イコール神戸というイメージは、昔も今も変わらないものですね。ちなみに、豊岡から神戸までは車で2時間弱くらいです。

そんな神戸にある台湾出身の店主が営む、本格的な台湾家庭料理のお店「小宇宙食堂(しょううちゅうしょくどう)」さんをご存知でしょうか?須磨区に「小宇宙食堂 -space & deli-」を2020年2月にオープンし、2021年には灘区に二号店として「小宇宙食堂 -南台湾ごはん-」をオープンするなど、とってもパワフルな店主リンシエさんが営むお店です。

そんな小宇宙食堂さんが発行するリトルプレス「人良食(レンリャンスー)」は、台湾の家庭料理や食養生という文化を伝えるために作られているもので、写真撮影を妻が担当させてもらったご縁から伝所鳩でもこのリトルプレスを取り扱わせてもらっているのですが、これは食に関心のある方、台湾料理に興味がある方にぜひとも読んでいただきたい一冊です。

台湾では、「ジアバーメイ(ごはん、食べた)?」という伝統的な挨拶があります。これは「やあ、元気?」と同等の意味を持ち、台湾の人々にとって、食べることイコール元気になること。食べ物で体の調子を保つという意識が全ての暮らしのベースとなっているほど、食べることは健康を維持する上で大切な行為だと捉えられています。そんな台湾の方の考え方や食文化、レシピなどの知恵が詰まっていて、日本とはまた違った考えや文化に新しい学びのある一冊になっています。

まずはリンさんの本から台湾の食文化にも触れてみて、気になった方は神戸に行くついでにお店にも立ち寄ってみてください。とっても素敵なお店ですよ。

人良食 no.1:1,100円
人良食 no.2:1,980円
https://denshobato.tokyo/item/27187.html

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