トップ / 公園のある暮らし
おはようございます。本日も13時オープンです。明日と明後日は定休日になります。ご注意を。
伝所鳩のすぐ近くには「まゆの里」と呼ばれる防災公園があります。ここは、蚕(かいこ)業の試験場があった場所で、蚕の繭から糸を作る大きな建物がありました。ぼくらが子どもの頃は、建物だけが長年取り残され、暗く誰も近寄らない廃墟のようなところでした。とても大きな建物だったので、この近辺の方なら皆さんご存知だったかと思います。そこを跡地の活用として公園が作られ、当時の面影は今ではなくなり、たくさんの人で賑わう気持ちの良い場に生まれ変わりました。
目の前には保育園があるので、夕方には子どもたちが公園を走り回り、その側でお迎えのお母さんお父さんが見守る姿をよく見かけます。週末にはゲートボールをやったり、お休みのお父さんとキャッチボールをする子どもの姿があったり、高校生がダンスの練習をしたりと、多様な使われ方をしています。
ぼくらが手がけるアパートは、そんな公園のほぼ目の前。徒歩10秒ほどの場所にあります。試験場があった頃からの建物なので、この場所の歴史を見守ってきたアパートでもあります。そういえば、公園の目の前には、以前手づくりの豆腐屋さんもあったんですよ。大豆の香りと豆腐を売り歩く笛の音が夕方になると聞こえたものです。
歩いて行けるすぐ近くには美味しいパン屋さんがあるので、休みの日には焼き立てパンを買って公園でのんびり過ごすのは、最高の贅沢です。スーパーやコンビニ、飲食店もいくつかあり、コインランドリーも全て徒歩圏内。すごく便利なわけではないですが、その分落ち着いた場所だと思います。
豊岡に戻ってきて、不便なことや人が少なく賑わいがないことに不満を少なからず抱えていましたし、同じような方は多いと思います。市街地の方に移り住もうかと考えたこともありましたが、今はこのくらいがちょうどいいように思えるようになりました。
移住してくる方の多くは、せっかく移住するなら、ある程度の田舎を求められているかもしれません。でも、いきなり山奥に住むのはハードルが高いので、田舎暮らしとして選ぶ最初の場所として、このあたりはちょうどいいのかもしれません。
決して便利な場所ではないです。でも、住めばちょうどよくなる。そんな場所だと思います。
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