2021.05.22(土)

染師さんのご紹介

sayu

本日もありがとうございました。今日から始まった坂さんの藍の染めかえ注文会、ぼちぼちとお申し込みをいただき、ありがとうございます。藍染に興味を持ってくださる方がいて嬉しいです。約一ヶ月間、申し込み期間がありますので、迷ってる方はゆっくり考えてお申し込みいただけたらと思います。

さて、それではここで、今回の藍の染めかえをお願いしている坂さんのご紹介をさせてください。

坂さんは、東京出身。大学卒業後に徳島へ渡り、無形文化財保持者である古庄紀治氏に6年師事し、藍染の技術を学びました。徳島は藍染の原料である「すくも」作りが盛んな地域で、それに伴い染屋さんも多く藍染なら徳島と言われるほどです。

そんな地で藍染をみっちり学んだ後、東京へ戻り一児の母となった今も、住宅街にある自宅の一角に工房を設け、個人で藍染活動を続けています。なんと自宅を買う条件として、工房が作れるかどうかが一番の条件だったというほど、藍染にかける情熱には熱いものがあります。

坂さんの行う藍染は「天然灰汁醗酵建て」と呼ばれる昔ながらの技法です。藍甕の中で30分浸け、10分干すという作業を一日に3〜4回行い、これを7日間繰り返すことで美しいブルーに染まりますが、つまり最低でも7日間はかかる作業になりますし、生地によってはそれ以上かかることもある根気のいる作業です。さらに、下準備として藍染め液を作る作業が大変で、発酵により色が出る藍染は、甕の中で発酵が進み、この状態をキープすることが特に難しいそうです。

チャポンと浸ければ簡単にできると思われるかもしれませんが、しっかりと色を入れるには繰り返しの作業が必要であったり、染めるための藍染め液を作るには長年の経験と勘が必要なものです。ぜひ、坂さんの藍染の世界を感じてみてほしいなと思います。店内には実際に染めていただいたサンプルを展示してますので、よかったらご覧ください。

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