トップ / 暮らしたい町にするには誰かが作るのではなく自分で作る
皆さんは、自分の暮らす町に「こんなものがあったらいいな」と思ったことはありませんか。これは、誰しもが一度は抱いたことがあることだと思います。スターバックスがあったらいいなとか、無印良品があったらいいなと、今はないものや田舎にはないものがいつかできないかなと願っている人はきっと多いはずです。
では、どうすればいいのでしょう。そのために行動できる人は少ないと思いますし、ほとんどの人は誰かが作ってくれるのをただ待っていることでしょう。しかし、待つのではなくみんなのお金で「町に必要なものを作る」というスタイルを訴え実現したいと、D&DEPARTMENTのナガオカケンメイさんは、自分の地元である阿久比町でとある挑戦を始められました。
東京で大変お世話になっている方が、新たな挑戦として愛知県でイベントをやるということで車を飛ばして片道4時間、はるばるこの愛知県知多郡阿久比町(ちたぐんあぐいちょう)を訪れました。
この町に新しく誕生する「d news aichi agu」は、D&DEPARTMENTの新しいカタチとして、全世界の人に使ってもらえるキオスクのような小さなD&DEPARTMENTとして作られた新しい店舗です。小さなといいつつも、織物の町である阿久比町らしさを活かすべく機屋さんの工場跡地をリノベーションした店舗は、その当時の趣を残しながら開放感ある空間が広がっていました。
d newsは、その土地らしい場所を活用し、ちょっとした刺激を与え続ける小屋のような存在として、多種多様な技術を持った人がこの場所に一定期間滞在し、「その土地にしかない材料」で「何か」を作り、そして残して行ってもらうということを実践しようとしていて、今回ぼくらが伺った「出張 酒場はりや」というイベントはまさにその最初の取り組みの一つ。
酒場はりやは、東京の下町にある酎ハイ街道と呼ばれる通りの端で、昭和6年に創業した老舗の飲み屋。3代目として暖簾を引き継いだ女将さんは、「はりや」の他に、丁寧にだしをとった食事を提供する「二階の食堂」、そしてスイーツのお店「PIPOCA」の3店舗を経営しているのですが、この女将さんがd newsに滞在し、この地の食材や調味料を使って料理を振る舞うというもの。
地元の人にはない発想で作られた食事は、おそらく地元の方にとっても新鮮なものだったと思うし、女将の食事を何度も食べているぼくらにとっては、阿久比町の食材が下町流に調理された懐かしくもあり新しさもある体験でした。そして地元のものを囲んで知らない人同士が話をする。押し付けではなく、自然と地域を知るきっかけがこの場所から提供され、そして心地よく穏やかでありながらパワーを感じるそんな空間が広がっていました。
その土地に暮らす人たちはもちろん、それ以外の人たちにもこの場所をきっかけに「その土地」を知ってもらう。d newsがこれから目指す姿が体現されたイベントだったように思います。
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