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2022.05.25(水)

たじまのゆず山椒の原料である朝倉山椒の収穫体験/但馬醸造

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5月25日(水)定休日です。
6月1日まで「すこし長めのお休み」をいただいております。お越しの際はくれぐれもご注意ください。

昨日ストーリーズでもご紹介しましたが、伝所鳩のオリジナル商品であるチコニアの「たじまのゆず山椒」を作ってくれている但馬醸造さんにお誘いをいただき、朝倉山椒の収穫体験に参加をさせてもらいました。

但馬醸造さんの山椒畑は、お隣の養父市にある工場から車で5分ほどの場所にあります。周囲を山に囲まれ、鳥のさえずりと虫の鳴き声しか聞こえないような静かなところで、晴れた日はほんとうに気持ちの良い場所ですが、冬は寒さ厳しく大雪にもなる場所。そんなところで折れることなくスクスクと育った山椒たちが出迎えてくれました。

ゆず山椒に加工される山椒は、通常はJAより大量に購入して加工が行われるのですが、販売数の増加に伴い、仕入れ分の山椒だけでは足りなくなってしまったことから、それならば自分たちでも作れるようにしようと、4年前より畑を開拓し自社で山椒の木の栽培をスタート。

無農薬で作られるため、山椒の周りは草が生え草刈りが必要だったり、虫は一匹ずつ手作業で取り除く必要があるなど、非効率なやり方でありながらも大切に育てられた山椒の木は、その甲斐もあってか去年17キロほどしかなかった収穫量が、4年目の今年は5倍ほどに伸びたそうです。まだまだ自社栽培分だけで賄えるほどの量ではないですが、それなりの量を収穫できるようになったことから、今回初めて関係者向けの収穫体験が開催されました。

山椒の収穫は初めてでしたが、いたって簡単です。手でちぎって取るだけ。ちぎるたびに山椒のいい香りが畑に漂います。ただ、1本の木から無数に実る山椒は、取っても取ってもなくならず、見落としも多く何度も見返す必要があり、1人1本取り終えるのにおよそ30分ほどの時間を要します。

1本くらいなら楽しみながらできるのですが、そのくらいではたいした量にはなりませんし、まとまった量を収穫するにはやはり結構な重労働になります。また、収穫後は色が変わりやすいので、すぐに色止めと呼ばれる作業をする必要があるため、その後の作業時間も考えながら収穫しないといけないため、一度にたくさん収穫しすぎるわけにもいきません。

実際に収穫体験をしてみると、大変さが分かるだけでなく、まだまだ知らないことがたくさんあったりします。それに、なによりも作っている方々のお話を直接聞くことで、さらに商品をもっと多くの人に届けたいなという気持ちにもなります。ぼくらが伝えられることは微々たる部分でしかないですが、いつか伝所鳩のお客さまにも、作り手さんの元を訪れてもらえるような場を提供できたらいいなとも思います。

ピリリとした爽やかな辛みの山椒は、お好きな方も多いですよね。今ならスーパーや道の駅にも並んでいることが多いですし、手軽に食べてみたい方は「たじまのゆず山椒」もよかったらお試しください。程よい山椒の辛みなので、お子さまから高齢の方までお召し上がりいただけます。お好きな方ならあっという間になくなってしまいますよ。

但馬醸造さん、貴重な機会をありがとうございました。

たじまのゆず山椒
600円(税込)
https://denshobato.tokyo/item/27978.html

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