トップ / 全て一点もののアクセサリーや原画でできたすみのわの感覚刺激シリーズ
現在開催中の「すみのわ展」の商品の中で、ひときわ目を引くアート作品のような不思議な柄の商品たち。これは「感覚刺激シリーズ」と呼ばれるもので、生活介護施設の利用者さんが作る全て一点ものの作品です。これらの商品はどのようにして生み出されているのでしょう。
「すみのわ」の活動は、商品を生み出し販売するだけでなく、障がいを持った方が生き生きと暮らせるようにとさまざまな取り組みを行われています。その一つがワークショップ。
生活介護施設の利用者さんの中には、日常的に車椅子などに乗って生活をされている方も多くいて、ずっと上を向いて白い天井を見て過ごしている方になると、外部からの光や色、音の刺激が圧倒的に少ない世界で過ごされています。
そんな方たちにも、いろんな画材や道具で絵を描いてもらい、色を感じてもらったり、考えたり、触り心地を体験してもらうためのワークショップを施設の職員さんと一緒に開催しています。
ワークショップの中で、次々に描かれる絵や模様は、これまで特に使い道がなく、置いておくと溜まる一方なので捨てるしかなかったそうですが、なにげなく生み出された計算されすぎていない絵柄、あまり他では見ない珍しい模様を見たクリエイターから商品化したらおもしろいんじゃないか?というアイデアによって、紙や布の廃材に描いてもらい商品化が実現しました。
例えば、紅茶のパッケージに使われている紙は、地域の製本工場の紙の廃材に描かれていて、もちろんこれも全て一点もの。全ての紅茶に違う柄の絵が、しかも「原画」で入っています。好きな柄の紅茶を選んでいただくのも楽しいですし、飲み終えたあとは原画だけをお部屋に飾っていただくのもいいですね。
ブローチやヘアゴムも全て一点ものです。これから春の新生活シーズンに、胸元やカバン、帽子など、ワンポイントに付けていただくのにもちょうど良いかなと思います。
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