トップ / 山陽製紙のものづくりから限りある資源のことを考えてみませんか
紙の情報はインターネットに置き換わり、ひと昔前に比べると、印刷物は少なくなったかもしれません。しかし、それでも日々の暮らしの中で使われる紙の量は、まだまだ莫大で、私たちの暮らしには欠かせないものです。当たり前すぎる紙だからこそ、使うのも捨てるのも、あまり意識をしていないのではないでしょうか。
紙を捨てるのは簡単なことですが、当然ながら捨てれば捨てた分だけゴミは増えています。そして、限りある資源は捨てた分だけ減っていきます。ゴミを増やさず、そして資源を減らさないようにするために、一人一人が考えていかなければいけないことです。
紙の問題に真っ向から向き合い、解決できるように取り組みながらものづくりをしているのが、現在伝所鳩で企画展を開催している「山陽製紙」さん。大阪府泉南市にある再生紙メーカーです。
山陽製紙さんの紙をアップサイクルするサービス「PELP!」は、オフィスなどで不用になったコピー用紙を回収し、100%再生紙にして、商品化するというもの。会社ではたくさんの紙を印刷することがあります。資料づくり、確認用資料、ミスプリントなど、紙に印刷するというのは、多くの方が当たり前に行っていることだと思います。
山陽製紙さんの元には、そんなさまざまな企業で印刷された不用になったコピー用紙が、全国各地から日々届き、捨てずに燃やさず、再び紙として生き返らされています。
「PELP!ブックカバー」も、不用になったコピー用紙を回収し、再生紙にしたもので作られています。本来であれば捨てられるはずの紙。それだけで作られたブックカバーは、ところどころに生じる斑点や紙色の違いがあり、これは環境に配慮した紙である証。通常の紙よりも柔らかく、そして丈夫で型崩れしにくいつくりになっているので、ブックカバーとして蘇った紙を長く楽しんでいただけたらと思います。
山陽製紙の商品はこちら
https://denshobato.tokyo/item/maker/sanyoseishi
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