トップ / うなぎの寝床「もんぺ祭り」2023
新しい企画展のお知らせです。
今年もやります!「もんぺ祭」。来週の6月30日(金)~7月30日(日)までの1カ月間、福岡県八女市にあるうなぎの寝床の「もんぺ」が、200本以上どどーん!と伝所鳩に並びます。
うなぎの寝床との取り組みも、今年で7年目。伝所鳩としては3年目になり、ジワジワとこのあたりでも履いている方を見かけるようになり、「もんぺファン」が増えていることを実感するようになってきました。この快適性をもっと多くの方に知っていただきたい!という想いから、今年も開催です。
もんぺ自体の存在を知っている方も、実際に履いたことがある方というのは少ないのではないでしょうか。うなぎの寝床のもんぺは、お値段的にもややハードルの高い最初の一本目になります。でも、一本履き始めたら不思議ともう一本が欲しくなり、そのうち一週間分をもんぺで揃えたくなる不思議なパンツ。もんぺ。
その秘密は、伝統と機能性。
うなぎの寝床のもんぺには、福岡県で製造される久留米絣(くるめかすり)と呼ばれる生地が用いられています。近所で売っているもんぺと比べ高価なのは、そこが大きな理由です。
長い歴史を持つ久留米絣は、綿糸を先に染めてから織ることで、微妙なズレや独特なかすれ模様ができるのが特徴で、手間と時間をかけて織る生地は、プリントにはない素朴で伝統的な柄と、履き込むことで育つ優しい風合いが魅力です。
久留米絣は、綿素材で通気性がよく、速乾性もあるので、涼しく汗をかいても乾きやすい。暑い時期にはもってこいの素材です。また丈夫な綿織物は、仕事着にも最適で、もんぺの生地として昔から親しまれてきました。もちろん現代の生活でもその丈夫さは、しっかりと活躍してくれます。
うなぎの寝床は、この「久留米絣」を広めるために、昔からあるもんぺの型を見直し、細身のシルエット「現代風もんぺ」を開発しました。そして、久留米絣の生地を現代風もんぺに採用することで、もんぺという商品を通じて、久留米絣を体感してもらうことを目的に活動しています。
もんぺに魅せられている人の多くは、そんなうなぎの寝床の取り組みや、久留米絣の伝統、そして懐かしさもあり新しさも感じる模様に魅力を感じるとともに、昔ながらの綿織物やもんぺの形の良さに改めて気づかれているのかなと思います。僕らもそうです。
そんなうなぎの寝床のもんぺの魅力を、もんぺ祭りでは、余すことなくお伝えできればと思います。まずは履いて心地よさを体感してみてください。
うなぎの寝床のもんぺはこちら
https://denshobato.tokyo/item/maker/unaginonedoko
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