トップ / 豊岡と似た地域、能登の味
おはようございます。11月7日(日)11時より営業です。今日もいい天気になりそうですね。お待ちしております。
写真に写っている調味料は、全て石川県輪島市で作られた地域の味です。能登半島は、豊岡市と同じく日本海側にあるエリア。冬は雪の多い似た環境にあるのですが、このあたりよりもさらに交通手段が悪く、わざわざ行かなければ訪れることのない場所。陸の孤島とも呼ばれるほどです。そんな場所では、冷蔵庫がなかった時代や、物流が今ほど発展していない頃、昔から食材を長持ちさせるために発酵が盛んに行われていました。
舳倉屋さんの「いしる」は、外に置かれたタンクの中で、イカやイワシの本来であれば捨てられていた内臓をゆっくりと発酵させて作られたもの。万能調味料で料理に少しだけプラスすることでコクが生まれます。いしるはまさにこの地域の味で、町中を歩いているといろんなところで売っていたり、いしる鍋なんて料理もあるほど。
また、谷川醸造さんも醤油や味噌、糀を使った商品を多く作られています。この地域の醤油は、一般的なものより少し甘めが特徴で谷川さんもそうですが、同じ日本海側とあってこのあたりの方の口にもとても合う味になっていて、伝所鳩のお客さまでも谷川さんのものを好んでお使いくださっている方もいらっしゃいます。
そんな能登半島は、空港ができたおかげで今では東京からなら飛行機で一時間とちょっと。実は豊岡よりも圧倒的に東京へのアクセスはいい場所です。(豊岡から行くのはちょっと大変なんですけどね)ぼくらも今から2年前に、この飛行機を使って能登を訪れたことがあるのですが、それ以来コロナもあって伺えていません。雪が溶けたら来年こそは行きたいものです。
ぜひ能登の味、堪能してみてください。
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