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2021.11.16(火)

自分たちで販売するものを自分たちで収穫する

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先日、チコニアの商品を作っていただいている「但馬醸造所」さんの柚子の収穫体験に参加させてもらいました。但馬醸造所は、養父市大屋町の山深い場所にある廃校を利用し、まろやかなお酢を作っている会社で、自社で作るお酢を用いて作られた「ゆず山椒」は、この会社のヒット商品。ぼくらもこの味に惚れ込んで、オリジナルで商品を作っていただいているのですが、その流れから収穫体験にお誘いいただきました。

但馬醸造所さんの柚子は、一つ一つを手摘みで収穫されているのですが、言うは易く行うは難しという言葉の通り口で言うのは簡単ですが、実際に収穫してみると想像以上の大変さだということが分かります。

まず、なんと言っても大変なのが、柚子の木には無数の鋭いトゲが付いていて、危険が伴う作業。分厚い手袋が必須で、手袋をしていても痛いですし、切り落とした反動で枝が顔に襲い掛かってくるので、油断はできません。幸い大きな怪我はなかったものの、トゲの緊張感の中での作業は体力だけでなく、精神的な部分でも疲れる作業です。

ただ、みんなで雑談をしながらも一緒に汗をかいて収穫するというのは、やっぱりとてもいい時間ですね。大変な作業ではありますが、自然と交流が生まれるのもいいですし、終わった時の達成感は言うまでもありません。大自然の中で体を動かすのも、柚子の香りに包まれる畑も最高です。

そして、ぼくらは自分たちが実際に販売している商品を自分たちで収穫することができ、今後入荷する商品は自分たちで収穫した柚子がもしかしたら使われているのかもしれないと思うと、これまで以上に想いを込めて販売できるような気がしますし、作っている方々の大変さや、人柄、こだわりまで知れたのも大きな収穫だったと思います。

但馬醸造所の皆さま、とても良い機会を設けていただきありがとうございました。

現在チコニアの「ゆず山椒」は品切れになっていてご購入いただけないのですが、また入荷した際はぜひお試しいただけたらと思います。

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