トップ / 今年最初に読んだ一冊は東京下町の暮らしを描いた「松野家の荒物生活」

年末年始の営業が無事に終わりました。雪の中、お越しくださった皆さまありがとうございました。
雪かきが大変な年末でしたが、どうにか休むことなく営業することができて、ホッとしています。明日から3日間は定休日。また6日(木)にお会いしましょう。
さて、今年ももう2日が過ぎようとしています。ぼんやりしているとあっという間に年末がやってくるような気がします。
昨年はあまりの忙しさに、趣味を楽しむ時間がほとんど持てませんでした。まあこれといった趣味はないので別にいいのですが、唯一悔やまされることが本をあまり読めなかったこと。車生活になってしまって、意識して時間を作らないとなかなか読むことができないので、今年こそは何冊か本を読もうと元旦の日に決意して、早速2022年最初の1冊を読み終えることができました。
12月よりお取り扱いが始まった松野屋さんの「松野家の荒物生活」が最初の一冊。松野家の暮らしが綴られた今ぼくの手元にあるこの一冊には、最初のページに松野さんのサインが綴られています。妻が年末に松野さんとお会いしてそこで書いてもらったもので、伝所鳩にとって大切なものになりました。
大好きな下町の暮らしが綴られたこの本は、真似したい暮らし、忘れかけていた暮らしを思い出させてくれるとともに、懐かしい下町生活のいろんなことが鮮明に蘇ってくるようで、読んでいるとジーンときてしまいます。といっても、ぼくらが住んでいたのは10年ほど。松野さんたちに比べるとほんのわずかな時間ですが、きっとその頃はそのあたりでよくすれ違っていたのかもしれません。そのくらい身近で暮らしていた方たちの暮らしが書かれていて、知れば知るほど親しみが溢れてしまいます。
何度も何度も読み返したくなる、そしていつまでも大切に持っておきたいそんな一冊です。もちろん松野屋のベターでもベストでもないナイスな暮らしを実践するための「荒物」についてもしっかりと書かれていて、どれも一度は使ってみたくなる昔の知恵が詰まったものばかり。
本を読んで荒物に興味が出た方は、ぜひ伝所鳩で手にとってご覧になってみてください。
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