トップ / どうなるか分からないからおもしろい
本日も藍染めの染めなおし、たくさんお申込みに来ていただきありがとうございます。
藍染めの染めなおしは、店舗にサンプル品をご用意していますが、素材や状態によって染まり方は全く異なります。例えば、写真に写っている服は、縫製の際わずかなポリエステルを含んだ糸が使われていたため、染めてみると一度は糸に色が乗るものの、糸の内部にまでは浸透せず洗濯をかけていくと表面の色が落ち、写真のように糸だけが白っぽくなっていきます。糸がくっきりと浮かび上がり、ステッチのようでこれはこれでいいですよね。
染師である坂さんからも、染める前に恐らく糸は染まらないと言われていて、こうしたある程度予想ができることもあれば、素材や状態によっては「染めてみないことには分からない」といったものも多くあり、お申し込みの段階ではっきりと仕上がりをお答えできないこともやはりあります。
ですが、どうなるか分からないのが、染めなおしのおもしろいところでもあると思います。元通りにするのであればある程度の仕上がりがイメージできるかもしれませんが、藍染めは元通りにするものではなく、上から染めることで目立たなくするもの。戻すのではなく新しく生まれ変わらせる。だからこそどうなるか分からない。
出来上がるまでのワクワク感と、よく知っている愛着のある服だけど新しさも感じながら使い続けられる楽しさをぜひ味わってみてもらえたらと思います。
なんでぽち袋って言うの?お年玉を用意しませんか!(2024.12.18)
新しいもので、新しい年を心地よく迎える。ものを新調しませんか?(2024.12.17)
どうやって使うの?豊岡市子育て世帯応援ギフトカード(2024.12.17)
大人気の松野屋の「黒シダほうき」再入荷しました!(2024.12.16)
袖が邪魔にならない半袖タイプの宮田織物のはんてん(2024.12.15)
ふるさと納税に豊岡・但馬の味はいかがでしょうか?(2024.12.14)
クリスマスプレゼントに伝所鳩を選んでいただけませんか?(2024.12.13)
産地で働くことの大切さ「遠州織物」の魅力を伝える人たち(2024.12.13)