トップ / 雨だと混むお店/伝所鳩のお便り(26)
伝所鳩は本日より9月8日(水)まで少し長めのお休みをしております。せっかく来ていただいたのに閉まっていたなんてことがないようお気を付けください。
さて、いつものごとく、お休みの間はコラムを書いて書いて書きまくるので、今回のお休みもたくさん書こうかなと思っています。特に書くことを決めてるわけではなく、その日その日に思ったことを書き綴っていくだけなので、気軽に読んでいただけたらと思います。
それでは、今日は雨の日に混むお店のお話。これからお店をやりたいと考えてる方に向けて書いてみます。
伝所鳩は、日高町の中では比較的立地の良い場所にありますが、お店をやる場所としては決して立地が良いとは言えない住宅地にあります。なぜこんなところでお店を始めたのかを聞かれることも多いのですが、答えは単純でたまたまここに建物があったからです。
ただ、お店を始めてみて、立地の良くない場所には意外な利点もありました。
例えば、天気の悪い日。百貨店などでは足元の悪い日にお客さまに来ていただこうと「雨の日サービス」というものを行ったりもしますよね。
立地の良い場所にあるお店は、高い家賃のかわりにお店の前を行き交う人の数は多く、あまり宣伝をしなくてもお客さまに来てもらうことができます。しかし、人通りが多い場所でも、雨が降れば極端に人通りが少なくなってしまうので(屋根のついたアーケードを除く)、立地の良い場所は天候によって集客がかなり左右されてしまいます。
一方で立地の良くない伝所鳩はどうかと言うと、そもそもお店の前を歩いてる人は限られていて、それがさらに少なくなります。一日数人ほどのときもあります。でも、伝所鳩のお客さまのほとんどは車で、たまたま通りかかって入る方はごくごくわずかです。なので、雨でも晴れでも集客に天候はあまり関係がありません。むしろ遠出ができない雨の日の方が、伝所鳩のようなお店には、不思議とお客さまはやってきてくださる傾向にあり意外にも混んでることが多いです。
立地に頼らない場所にお店を出したのはたまたまでしたが、結果としては天候に左右されることがありませんし、新しく道路ができたり、他にお店ができて車や人の流れが変わってもさほど影響はないかなと思っています。
その代わり、晴れでも雨でも、たまたま通りかかってお店に入ってもらえる可能性はほぼゼロに等しく、すぐ近所の方ですらお店ができたことを未だにご存知ないこともしょっちゅうあるので、知ってもらうための努力は惜しまず続けなければいけません。うまく宣伝ができる方なら、伝所鳩のように立地の悪い場所でお店を始めるのはいいかもしれませんね。
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