トップ / パンとカヌレ。のしごと
本日は定休日ということで、お店の話題から少し脱線して、ぼくらのもう一つの活動を少し宣伝させてください。
伝所鳩を運営するぼくら夫婦は、ライターとフォトグラファーとしても活動をしていて、営業の傍らウェブメディアと呼ばれるインターネット上のメディアを個人で運営しています。
「地域の小さな声を届ける」をコンセプトにした「のしごと」というウェブサイトは、地域に特化したローカル型のインタビューメディアとして、大企業や有名人ではなく、すぐ傍に存在する小さな会社や個人を中心に取材を行い、小さな声を拾い上げています。
ぼくらが運営するメディアのコンセプトは「仕事」。世の中にはさまざまな仕事があり、多様な働き方がありますが、それらを知るきっかけはあまり多くありません。これから社会人となって働く方はもちろん、今の仕事に疑問を持っている方、チャレンジをしたい人の後押しになればと、おもしろい働き方をしている人や、地域にとって欠かせない仕事をしている方を取材し、世の中に(特に地域に)隠れた仕事を発掘、紹介しています。
これまでは全国各地へ取材に行っていましたが、伝所鳩が豊岡市に拠点を構えたことと、コロナで移動がしにくくなったこともあり、現在は豊岡を中心に取材を進めているのですが、地元でも知らなかった働き方、仕事がたくさんあるなと自分自身とても驚いています。
新しく一本記事を書かせていただいたのが「パンとカヌレ。」さんというパンとお菓子のお店。敢えて店舗を構えず、卸とネット販売のみという、お店としては少し変わった形の働き方をしているのですが、そこに行き着くまでにはいくつもの葛藤を乗り越え、その結果今があります。
伝所鳩のお客さまには、地元の方も多いので、見たことがある買って食べたことがあるという方も多いでしょうし、パンとカヌレ。の前身となるレストランのこともご存知の方もいることでしょう。
ぼくらがパンとカヌレ。の家元さんたちと出会ったのは、2年前の京都で開催されていたマルシェでした。その後すぐに取材交渉をさせていただいたのですが、工房移転などもあったことで、記事が仕上がるまでにおよそ1年以上の時間がかかりました。ようやく皆さんにご紹介できることができて、ぼくらもとても感慨深いです。ぜひ多くの方に読んでいただけると嬉しいです。
これから何かを始めたい方、今の働き方に疑問を持っている方のヒントになるかもしれません。
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