トップ / ハレの日にもケの日にもそこにはHUISの日常着がある
7月14日(木)通常営業です。
本日より今週の営業スタートです。静岡県浜松市のHUISさん企画展を引き続き開催させていただきますが、今週で最後になります。日曜までなので、ご予定くださっている方はどうぞお見逃しのないようお気を付けください。
さて、既に企画展をご覧になった皆さんはHUISさんの服をどう感じられたでしょう。
肌触りがすごくいい。驚くほど軽い。流行り廃りがない。何にでも合わせやすい。飽きがこなさそう。ありそうでなかったデザインなどなど。こんなお声をよく頂戴します。
しかし一方で、ものはとてもいいけど少し値段が張るので気軽には手が出ない。値段的に特別な日にしか着られないからもったいない。といった感想も同時にいただくことが多くあります。
どちらの意見も間違ってないと思います。ただ、HUISさんの服が他の洋服と最も違うポイントは「日常着」であるということです。特別な日にだけ大切に着てもらうのももちろんいいのですが、ハレの日でもケの日でも気にせずに着られるということを大切にされてものづくりをされています。伝所鳩でお取り扱いをしているのも、このポイントに非常に共感をしているからです。
そのため、デザイン性やシルエットだけでなく、長く愛用していただけるように「耐久性」にもとことんこだわって作られています。HUISさんの使っている遠州織物は、生地をよくよく近くでご覧いただくと、細い糸を超高密度で織られていて、お持ちの服と比べていただくと一目瞭然かと思います。これが他の生地よりも耐久性が高い理由です。
また、お手入れの仕方も重視されています。日常着ということは毎日のお手入れが簡単でなくてはなりません。クリーニングに出さなければならなかったり、洗濯のたびにアイロンをかけたりしなくてはならないのはやはり日常着としては不便です。そのためHUISさんの服は、家庭用の洗濯機で洗うことができ、さらに洗濯後はノーアイロンでお手入れができるようにこだわられています。遠州織物の特徴でもある凸凹感のあるシワは、綺麗にアイロンで伸ばすのではなく、敢えてシワを特徴にすることで表情豊かな服になり、さらに着ていくうちによりシワ感が増したり、変化することで、自分だけの服に育てることができます。これが特別なお手入れなしでできるというのはすごいことです。
大切に着ていただくのはもちろん作っている方にとって、とても嬉しいことだと思いますが、ものは使われてこそ生きるとも思います。日常使いで着てもらうのがHUISさんの服の醍醐味なので、手にした方はガシガシ毎日の暮らしで使ってみてほしいです。
そんな風に、大切な日にだけ着る服として考えるのではなく、日常着として頻繁に着ることができ、耐久性が高く飽きのこない服は長く愛用いただけると考えれば、決して高くはないように思います。安価なものを頻繁に買い替えて楽しむのもいいとは思いますが、HUISさんのような服を長く着ていくのも楽しいものですよ。
HUISの商品はこちら
https://denshobato.tokyo/item/maker/huis
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