8寸皿（ハケ・アメ）小石原焼／鬼丸豊喜窯

艶やかな飴釉に、凛と走る刷毛目

艶のある飴釉の中に、力強く刻まれた刷毛目。シンプルながら存在感のある仕上がりは、日常使いの器でありながら、どこか凛とした佇まいを感じさせます。

こちらは福岡県・小石原の「鬼丸豊喜窯」が手がける8寸皿。伝統的な小石原焼の技法を受け継ぎながらも、現代の食卓にもよく馴染むデザインで、主菜や大皿料理、ワンプレートにもぴったりのサイズ感です。

外側にぐるりとあしらわれた均一な刷毛目模様が、飴色の釉薬に浮かび上がり、どんな料理も美しく引き立ててくれます。盛りつけた瞬間から食卓が華やぐ一枚。

釉薬の流れや表情には個体差があり、手仕事ならではの一つひとつ異なる景色もお楽しみください。

つくり手の紹介／鬼丸豊喜窯

福岡県・小石原の山あいに窯を構える「鬼丸豊喜窯（おにまるとよきがま）」は、小石原焼の伝統を受け継ぎながら、暮らしに寄り添ううつわを丁寧に作り続ける窯元です。

代表的な「飛び鉋（とびかんな）」や「刷毛目（はけめ）」といった伝統技法を大切にしながらも、現代の食卓に自然と馴染むような色合いやかたち、手に取りやすいサイズ感に仕上げられているのが、鬼丸豊喜窯のうつわの魅力。使うたびに、その使いやすさと心地よさを実感していただけるはずです。