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2021.04.11(日)

ちょっと変わった伝所鳩のスタンプカード

ちょっと変わったスタンプカード

ようやく伝所鳩のちょっと変わったスタンプカードができました。

こちらのカードは、100円で販売しているので、作りたいと思っていただけた方は、商品と一緒にレジにお持ちいただけたらと思います。レジにも置いてあるので、お会計の際にお声がけいただいてもOKです。

さて、このスタンプカード何がちょっと変わっているかの説明をさせてください。少々長くなるので、気合いを入れて読んでください。お時間ない方はここまで!また時間ある時にどうぞ。

それではお時間ある方、説明させていただきます。

スタンプの台紙には、印画紙と呼ばれる写真を印刷する時に使う紙を使用しました。もちろんスタンプの反対側には写真が印刷されていますが、写真の一般的なサイズL版(89×127mm)を半分にカットした、半分だけの写真になっています。

スタンプがいっぱいになると、一旦600円引きもしくはノベルティ交換の特典を受けていただけるのですが、次のカードを集める際に半分にした写真のもう片方をお渡しします。そしてニ枚目のスタンプを集めていただくと、最終的には一枚の写真になるという仕組みです。

なぜ、このような仕組みにしたかというと、伝所鳩の特徴が写真であること、捨てられないものにしたかったということ、そして誰かのためになる意味のあるものにしたかったという点。

伝所鳩のインスタグラムでは、さまざまな写真を毎日投稿し続けています。毎日見てくださっている方ももしかしたらいるかもしれませんが、豊岡には地元の人が見落としてしまっている美しい景色や残したい風景がたくさんあります。そんなことに気付いてもらいたくて発信をしていて、それがお店の特徴にもなってきています。そこで、まず自分たちの特徴を活かす意味で写真を使ったカードを作ることにしました。

写真を使ったカードは、自宅のプリンターでも出そうと思えば出せますし、ネット印刷でも簡単に作れてしまいます。でも、写真がデジタルになったり、スマホが普及したことで写真を印刷するという行為自体が減ってしまい、写真に重きを置くぼくらですら、町の写真屋さんに行く機会は減ってしまいました。

写真屋さんがプリントしてくれる印画紙は、水や擦れにとても強く、持ち歩くことの多いスタンプカードには適していると考えました。そして、このカードを作ってくれるお客さんが増えれば増えるほど、ぼくらは町の写真屋さんに印刷をお願いすることができます。実際、最初に作った分も伝所鳩の近所の写真屋さんにお願いをしています。最初はほんのわずかな枚数で大した貢献にもなっていないかもしれませんが、これが徐々に増えていけるよう、ぼくらも頑張りたいなと思います。

そして、最終的に一枚の写真になるポイントカードは、もしかしたら記念に残しておいてくれるんじゃないか、飾ってもらえるんじゃないかという期待もしています。ポイントが集まって特典を受けた後は役目を終えて捨てられてしまうポイントカードも、その後また違った役目を持ち捨てられないものになるかもしれません。これはぼくらの期待も込められています。

そのため2枚のカードが集まった際には、写真を飾れるフレームをプレゼントさせていただきます。フレーム代や値引きを考えると、正直、経営的に大丈夫かという気持ちもありつつも、伝所鳩も、お客さんも、そして町の写真屋さんも幸せになれたらそれが一番かなと思って、考えに考え悩みに悩んで作ったポイントカードです。ただ、運用してみて課題は出てくると思うので、途中仕様が変更になったりするかもしれません。

なかなかコンプリートするには大変かもしれませんが、おもしろいなと思ってもらえたらぜひスタンプカードを購入してみてください。

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