トップ / 花火を贈ろう
伝所鳩には、お世話になった方、大切な方へ贈るギフトを探しに来て下さるお客さまがいます。そんな方におすすめしたいのが、「筒井時正玩具花火製造所」さんの花火と、「Holiday Stationary」さんのポストカード。
線香花火は、今では全国的に同じものが普及しているのですが、以前は関西と関東で少し違った形をしていました。
関西は、西の線香花火「スボ手牡丹」と呼ばれるもので、線香花火の原型でもあります。藁(ワラスボ)の先に火薬を付け、それを香炉にたてて火をつけて遊んだことが始まりだと言われています。米作りが盛んな関西地方には、ワラが豊富にあったため、スボ手牡丹は関西地方を中心に親しまれました。今では、このスボ手牡丹を作っているのは、国内では筒井時正玩具花火製造所さんだけになってしまいましたが、原材料となる稲ワラを守るために米づくりも自分たちで行われています。
一方で、関東地方で親しまれていたのが、今では広く普及している東の線香花火「長手牡丹」です。関東地方では、紙すきが盛んだったため、ワラの代用品として紙で火薬を包んで作られました。もともとは関東地方を中心とした線香花火でしたが、のちにこれが全国に広がり一般的な線香花火となりました。
Holiday Staytionaryさんは、活版印刷を用いて作品を作るステーショナリーブランド。ひとつひとつの作品が活版印刷で仕上げられた優しい味わいとなっていて、もともと贈り物としても人気の作家さんです。この夏に届けていただいた新作の中には、この2種類の線香花火を描いたものがあり、花火とセットにしていただくと贈り物に最適かと思います。
贈り物っていろんなものがあるとは思いますが、花火を贈りものにチョイスするのってちょっと粋な気がしませんか。どの世代にも喜ばれますし、ありきたりなギフトに飽きてしまった方にも試してみてもらいたいなと思います。
東の線香花火 長手牡丹(1箱15本入り)
660円(税込)
https://denshobato.tokyo/item/30372.html
西の線香花火 スボ手牡丹(1箱15本入り)
660円(税込)
https://denshobato.tokyo/item/30359.html
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