高田さんちのドーナッツ ミニ／高田耕造商店

たわしの印象、変わります

たわしって、どこか地味で、固くて、台所の隅っこにあるもの。そんなイメージを、ふわっと変えてくれるのが、この「高田さんちのドーナッツ ミニ」。

名前のとおり、ころんとまあるい形と、しっとり艶のあるブラウンが、まるでおいしそうなドーナッツ。一見お菓子のようですが、れっきとした手作りのたわしです。

使われているのは、厳選された棕櫚（しゅろ）とサイザル麻。手にとってみると「たわし＝かたい」の先入観がくつがえされるような、やさしい手ざわり。チョコやホワイトチョコ、マーブル味のような色合いもあり、キッチンや洗面所に置いてもなんだかうれしくなるかわいさです。

見た目だけじゃなく、食器やグラス洗いにももちろん大活躍。ふだん、たわしに縁がなかった方にこそ、まずはこの子から試してみていただきたい。たわしの世界が、ちょっと楽しくなるはずです。

つくり手の紹介

和歌山県海南市で1948年に創業した「高田耕造商店」は、たわしやブラシなどの暮らしの道具を、ひとつひとつ丁寧に手作業でつくり続けている老舗の道具店です。

素材には主にパーム（ヤシの繊維）やシュロなど、自然素材を使い、使い心地や耐久性にとことんこだわった製品づくりが特徴。かつては大量生産が主流となった時代にも、手作業の道を貫き、今では国内外からも高い評価を受けるブランドとなっています。見た目は素朴ながらも、手にした瞬間にその違いがわかる使いやすさ。毎日の家事が少し楽しくなるような、使い手に寄り添う道具を届け続けています。