棕櫚の手編み鍋敷き／高田耕造商店

焦がさず、ぐらつかず、ながく使える

使うたびに熱を受ける鍋敷き。だからこそ、しっかりとした素材とつくりのものを選びたい。
この鍋敷きは、しゅろ縄をひとつひとつ丁寧に手編みし、芯には木の板を入れることで安定感もしっかり。置いたお鍋がぐらつかない、頼れる存在です。

真ん中の丸い穴は、鍋底が丸い土鍋でもぴたりとおさまる工夫。見た目のかわいらしさだけでなく、実用性も抜群です。

しゅろは熱による変色や劣化が起こりにくいため、使い込んでも焦げたり反ったりしにくく、ながく愛用できるのもうれしいところ。

■中サイズ（写真左）
2〜3合炊きの土鍋や、16cm以上の両手鍋に。

■小サイズ（写真右）
急須やポット、小鍋などにぴったり。重ねて収納できるので、セットで使うのもおすすめです。

つくり手の紹介

和歌山県海南市で1948年に創業した「高田耕造商店」は、たわしやブラシなどの暮らしの道具を、ひとつひとつ丁寧に手作業でつくり続けている老舗の道具店です。

素材には主にパーム（ヤシの繊維）やシュロなど、自然素材を使い、使い心地や耐久性にとことんこだわった製品づくりが特徴。かつては大量生産が主流となった時代にも、手作業の道を貫き、今では国内外からも高い評価を受けるブランドとなっています。見た目は素朴ながらも、手にした瞬間にその違いがわかる使いやすさ。毎日の家事が少し楽しくなるような、使い手に寄り添う道具を届け続けています。