THICK（シック）／OTOR

ふっくら、もこもこ。
羊の毛をそのまま感じる厚手の靴下。

「そのままのあたたかさ」って、こういうことかもしれません。

OTORのTHICK（シック）は、モンゴルの寒さをしのいできた羊の毛を、ほとんどそのままの形で編み上げた、厚手の靴下。とてもふっくらとしていて、まるで毛布を履いているかのようなボリューム感とぬくもりに包まれます。

繊維がふわっと絡み合ってできたような表面の質感は、毛糸らしさよりも「獣毛」の力強さを感じる独特のもの。少しざらりとした肌触りも、この素材の自然さをあらわしています。

締めつけは少なく、足をやさしく包み込むような設計。冬の夜、ストーブの前でくつろぐときや、冷えやすい朝の台所仕事に、足元からそっと寄り添ってくれます。

たくましい羊たちからわけてもらった、暮らしに必要なだけのぬくもりを。OTORの靴下は、そんな想いで作られています。

つくり手の紹介／OTOR

OTOR（オトル）は、マイナス40度にもなるモンゴルの過酷な自然の中で育つ羊たちの毛を使い、仕立てられた羊毛ウェアブランドです。
広大な草原で放牧され、冬の寒さにじっと耐えて生きる羊たち。その毛には、生きるための知恵と強さ、そしてやさしさが宿っています。

OTORでは、そんな天然素材の良さを損なわないよう、化学薬品を使わずに洗浄・染色を行い、羊毛本来の風合いやあたたかさをそのまま活かしています。生地の開発から縫製まで国内生産にこだわり、毎日気兼ねなく着られる、シンプルで美しい日常着へと仕上げています。
寒い日も、暑い日も、頼りたくなる素材。OTORの羊毛は、そんなふうに日々に寄り添い、からだと心を包む存在です。