トップ / 出会いが少ないなら作ればいいだけ/伝所鳩のお便り(53)
3月30日(水)定休日です。
伝所鳩のある豊岡市日高町は、およそ1万5千人が暮らしています。この町で暮らす前に住んでいた町の人口は26万人だったので、当然ながら新しく出会う人は圧倒的に少ないことになります。しかしながら、人口の少ない町でも意外にまだまだ新しい出会いはあるものです。
先日開催させていただいたワークショップでも、外からやってきた講師と地元の参加者さんとの出会いはもちろん、参加者さん同士での交流も生まれて、新たな出会いの場ができてよかったなと改めて開催をしてみて思います。しかも、参加者さんの多くは移住してきた方。さらに大阪からの移住が多かったのはたまたまでしたが、意外な共通点や接点があっても、そういうことって話してみないと案外分からないもの。なにかきっかけがあれば繋がれる人はたくさんいるけど、なかなかきっかけがない。忙しい暮らしの中では尚更だと思います。
子どもの学校や職場、隣近所など、同じ環境の中にいれば自然と会話も生まれるかもしれませんが、それもたまたまです。さらに、気が合うかどうかや趣味趣向が同じかと言うとそうではなく、たまたま同じ環境だったというだけでなので、ワークショップのように自分の意思で参加するものは、既に趣向が近かったり、特別な連帯感や意思疎通がしやすいというのも大きな点かなと思います。
田舎は、確かに人が少ないというのはありますが、繋がる場、繋がるきっかけが少ないというのも少なからずあります。ただ、人が少ないからなかなかそういう場やきっかけを起こす人がいなかったり、始めにくかったりするというのもあり、結局は「人が少ないから」という結論や理由に至ってしまうのですが、人が多くても交流のない地域は多いので、人口が多いかどうかよりもどれだけ行動を起こせる人が地域にいるのかが重要な気もしています。
それでは、伝所鳩が交流の場を目指しているかと言われると少し違いますし、人生相談されたり、移住のような相談に来てもらうのも違います。ぼくらはあくまで「物を介して伝える」ことが役割です。物をきっかけとして、改めて今の暮らしを考えるきっかけになればと思っています。そのための場はこれからも作っていきたいですし、そこで地域に新たな繋がりやプロジェクトが生まれていくと最高だなと思っています。
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