トップ / 日常と非日常が隣り合わせの町、竹野/伝所鳩のお便り(10)
豊岡は久しぶりの雨になりました。それも雷がずっと鳴り続いていて、今までのいい天気が嘘のようですが、昨日の定休日を利用して日本海のすぐ近くにある「しょうゆの花房」さんの元へ、打ち合わせと商品の引き取りに伺ってきました。
花房さんの醤油は、地元のスーパーなどを中心に広く売られていて、豊岡の方なら知らない方はまずいない地元の味。皆さんご存知だとは思いますが、竹野に製造工場と直営の店舗があります。全ての商品を見たい、直接買いたい、そんな方はこちらがおすすめです。スーパーには並んでいない商品もあったりしますよ。細い路地を入ったところにお店があるので少し分かりにくいですが、昔ながらのレトロな商店の感じがたまらなく良いですし、ここで働く方々もいつも暖かく迎え入れてくださいます。
そんな花房さんがある日本海側の竹野浜は、今まさに海水浴シーズンです。駐車場も道路もビーチも混雑が激しいので、昔からこの時期に近寄ることがあまりなかったのですが、コロナ渦の今も多くの人で賑わっていてなんだかホッとしました。でも、地元の方からしたら例年よりも少ないのかもしれませんね。
普段、竹野を訪れるのは閑散期がほとんどで、ぼくはシーズンの竹野浜の姿をあまり知りません。だから、この時期に浜辺に海の家が建てられたり、シャッターが閉まっていた建物が突如お店に変わっていたり、普通の商店だった店先に浮き輪などのグッズがずらりと並べられているのを見ると、ものすごく新鮮ですし、なにより改めて観光地なんだなぁということを実感します。
でも、浜を一歩離れ町の方に入っていけば、海水浴の賑わいはほとんどなくなり、いつもと変わらない日常がそこにはあって、そのギャップがまたおもしろいなと思います。子どもの頃、海側に知り合いは一人もいなかったのですが、大人になった今は、少しずつこの町で暮らす知り合いも増え、そういった方々から海のある暮らしの日常を教えてもらえるのは、再びここで暮らして良かったと思える点の一つです。
残念ながら時間と駐車場がなかったので、海は車から眺める程度になってしまいましたが、またシーズンが終わった頃にゆっくり訪れたいなと思います。(と言っても車で30分ほどの距離ですが)
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