okaeri／ヤマチク

3つの「おかえり」

＜オリジンとして＞
漢字の「箸」の部首は、竹かんむり。箸は竹製の簡素なものからはじまったと言われており、原点回帰の箸として、「おかえりの箸」は生まれました。

＜日常づかいとして＞
「ただいま」「おかえり」「いただきます」。繰り返す、なにげない日常の食卓にいつもある「箸」になりたいと考えます。

＜循環型・持続可能なものづくりとして＞
生長の早い竹から山を守り、昔ながらの箸づくりを続ける人たちの暮らしを守るエシカルな箸をめざしています。

竹の箸だけ

日本の食卓に欠かせない「箸」。「箸」という漢字は、竹冠で成り立っていることもあり、昔から竹の箸は食卓を支えてきました。箸以外にも、竹は軽く、そしてよくしなるので頑丈です。その特性から日用品や荒物によく用いられてきました。

しかし、竹の加工をするには、高度な機械や技術が必要になってくるため、国産素材を使って国内で製造しているところはごくわずかです。「ヤマチク」は、熊本県で竹の箸だけを作り続けている貴重な箸メーカーです。

もともとはOEMで企業の下請けとして長年に渡って箸を作り続けており、その技術や経験は確かなもので、持ちやすく掴みやすい。そして口に入れても安心な材料と加工で作られています。

食べ物と同様に「どこで誰が作っているか」も見えるものであってほしいのがお箸。一本ずつ丁寧に手作業で作られるヤマチクの箸は、しっかりと生産者の顔が見え、どなたにも安心してお使いいただけるものです。