天然木ちりとり／高田耕造商店

薄くて、しなやか。木のちりとり。

「本当に木なの？」と、思わず声が出てしまうほど。

チークの天然木を、紙のように薄くスライスして作られたちりとりです。

見た目は繊細ですが、実はしっかり者。
薄い木の間に特殊なシートを挟み込んだ三層構造で、しなやかさと強度を兼ね備えています。

床にぴたりと密着して、細かなホコリも逃しません。静電気が起きにくいので、集めたゴミもすっと落ちてくれるのも嬉しいところ。

そして、使わない時も絵になるのがこのちりとりの魅力。

木目の美しさがインテリアの中に自然と溶け込み、箒と並べておくだけで暮らしの風景のひとつになります。
壁を汚さず、裏返せば目隠しにもなるという優れものです。

サイズは、大小2種類。

大は「しゅろのやさしいほうき 五玉 焼檜柄」、小は「三玉 焼檜柄」や「小ぼうき」と組み合わせて収納できます。

つくり手の紹介／高田耕造商店

和歌山県海南市で1948年に創業した「高田耕造商店」は、たわしやブラシなどの暮らしの道具を、ひとつひとつ丁寧に手作業でつくり続けている老舗の道具店です。

素材には主にパーム（ヤシの繊維）やシュロなど、自然素材を使い、使い心地や耐久性にとことんこだわった製品づくりが特徴。かつては大量生産が主流となった時代にも、手作業の道を貫き、今では国内外からも高い評価を受けるブランドとなっています。見た目は素朴ながらも、手にした瞬間にその違いがわかる使いやすさ。毎日の家事が少し楽しくなるような、使い手に寄り添う道具を届け続けています。