すみのわ
東京都墨田区
東京都墨田区初の地域連携型の福祉プロジェクト「すみのわ」。地域にある課題と、地域に眠っている技術や資源をうまく連携させ新たな価値を生み出す取り組みで、これは他の地域でも参考にできるアイデアがたくさん詰まったプロジェクトです。
日本の就労継続支援B型事業所で働く、障がいを持った方の工賃は、「1工程1円以下」で、1日に6時間、週に5日間働いたとしても、月に支払われる工賃は2万円ほど。そこではじまったこの「すみのわ」プロジェクトは、地域の資源を活かすという方法で、「1工程2円以上」の仕事を作ることを目標としています。
すみのわが始まった、東京都墨田区という地域には、昔から日用品の製造工場がたくさんありました。革、繊維、紙、布、ガラス、薬品、ゴムなど、多岐に渡る分野がこの地には集積しており、日々たくさんのものが生み出されています。しかし、ものを作る背景ではどうしても端材などのゴミが出てしまうため、それらの端材を提供いただき材料にし、それを地元のクリエイターが福祉作業所と共同で新しいものづくりを行う。魅力ある自主生産品を作ることで、福祉作業所に創造性のある仕事を生み出し、さらには工賃アップを実現しています。
すみのわの商品一覧
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